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陰謀論の本当の部分と嘘の部分(原油価格下落)

・石油で世界の経済が動いていてロックフェラーが支配権を持っている。
◯ロックフェラーが利益を得ている。支配権も持っている。
✕ロックフェラー以外にも支配権を持ち利益を得ている者達がいる。

サウジとアメリカの談合により原油価格が大幅に下落しました。
しかしアメリカはシェールオイルの採算が合わなくなる可能性が出てきた。
シェールオイルはアメリカ国内でアメリカ企業が利益を独占できる。
対してサウジの油田はアメリカ企業も関わっているがサウジ政府にも利益を支払う必要がある。

原油価格下落によりサウジ・アメリカ・ロシア・ベネズエラで
政府の収入が減ることになります。
アメリカ意外の国は原油収入で財政が成り立っているのでダメージは大きい。
だからアメリカが原油価格操作に関わっているのは間違いありません。
しかしアメリカ意外の国(特にOPEC)も今まで減産により価格操作していたことが
露呈しました。
つまり全ての産油国が原油価格操作に関わってきたわけです。

陰謀論においてはロシア・中国・イランが正義であり、アメリカが悪となっています。
そしてアメリカが石油を支配しているから石油を使うことをやめようと考えているわけです。
しかし石油の利益を求めていたのはアメリカだけではなかったのが真実であり、
陰謀論には間違っている部分があります。

ロシアには天然ガスがあるのでガスによる利益を増やしてロシアの影響力を強めようと
考えているのかもしれませんが、ガスは石油より世界に偏在していません。
アメリカやカナダ、アルゼンチンにはシェールガスが、
日本にはメタンハイドレートがあります。
太陽光発電に使うソーラーパネルは主に中国製ですが、それを作る電力を
生み出しているのは石炭です。
太陽光発電は他のエネルギー源があって初めて成り立つので
再生可能エネルギーとは言えませんね。

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